フローインジェクション解析システム(モデルER282)
概 要
フローインジェクション解析システムはピークの検出、表示、解析を行います。システムはPowerChrom280ハードウェア、Chart ソフトウェア、FIA Chart エクステンション及びEvent Manager Chart エクステンションから構成されるパッケージです。
- PC がFIA データワークステーションとして機能します。
- プログラミングの必要はありません - プラグ&プレー式。
- 1台、または2台の検出器からのシグナルが収録できます。
- 入力ゲインは各検出器ごとに設定できます。
- PC がFIA データワークステーションとして機能します。
- TTL または設定リレーのトリガーで自動サンプリングなどが可能です。
- USB 2.0 及び1.1 に対応。
Chart のエクステンション解析機能とユーザフレンドリーなインターフェースを活用下さい。フローインジェクション解析システムはWindows XPと2000に対応しています。
Chart エクステンションに含まれています
FIA Chart extension はFIA ピークの面積と高さを自動で検出して算出します。検出したピークの校正は簡単で、データはユーザが設定するピークレポートで表示します。解析データはコピー&ペーストで別のアプリケーションに取り出り再解析に利用できます。
Event Manager Chart extension はポンプやオートサンプラーなどの外部装置のオン/オフコントロールをPowerChromのデジタル出力を介して実行します。
アナログシグナルを入力
FIA測定に使用される検出器にアナログ出力が付いてれば、PowerChrom280ユニットに接続できます。
ピークの登録
ピーク演算では、各ピークを'Calibration'、'Sample' 、または'Excluded' に分類して登録します。キャリブレーション量をピークテーブルに入力すれば、測定の平均と標準偏差を自動的に算出します。サンプル量はキャリブレーション値から算出されピークテーブルに表示します。
校正応答曲線
校正曲線は直線、原点を通る直線、二次曲線、三次曲線、またはポイントツーポイント(リニア補間)に適化できます。
マニュアルピーク修正
検出したピークの開始点と終了点は手動でも調整できます。ピークは追加も消去もで可能です。
注文番号
- ER282フローインジェクション解析システム
FIA及びEvent Manager Chart エクステンションはextensions download pageからダウンロードできます。e-corderシステムが必要です。