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大震災の記憶

東日本大震災により亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々およびご遺族の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

弊社も仙台発祥の企業ですが、最近は仙台にいることは少なくなっていました。しかし、偶然にも3月11日(金)は震災直前から仙台に滞在しており被災しました。客先の建屋が免震構造だったおかげで、無事にいられたのが不幸中の幸いです。

関東での仕事が気がかりな中、3月15日(火)にニュースで仙台-山形間でバスが動くと言うことを知り、山形経由での東京行きを決心しました。仙台のバス停で30分ほど並び、山形に行きました。(人によっては2時間以上並んでいたそうです)そこから鶴岡に出て(これもバスで1時間半並びました)JRに乗り新潟へ。新潟からは上越新幹線に乗り、なんとか東京にたどり着きました。12時間かかりました。
このルート情報は山形県庁の方々によって作成されたもので、いち早くネットに載せてくれました。あらためて山形県庁の方々、山形交通、庄内交通の方々に御礼申し上げます。自分たちも普通ではない状況の時にも関わらず助けていただき、ありがとうございました。本当に感謝です。

今回の震災では大勢の被害者の方がいらっしゃいます。また行方不明の方もまだまだたくさんいらっしゃいます。今後は、自社が自分が世の中に対して果たすべき役割を自覚し、使命感を持って行動していくことが必要だとつくづく感じています。生き残った者の責任として。