AutoNeuron
AutoNeuron
ニューロンの再構成を自動的に
AutoNeuron はニューロンの再構成を、2Dまたは3Dで、素早く簡単に行うことができます。
革新的なアルゴリズム (特許審理中) により、即座にニューロン全体のイメージをとらえ、各々のニューロン突起と細胞体を見分けます。AutoNeuronはニューロンのツリー構造を、全てのルート・枝分かれ・終端とともにモデル化します。Neurolucidaのプラグインとして利用可能で、AutoNeuronで作られた模式図をNeurolucidaで表示・編集することが可能です。軸索と樹状突起の直径は、トレースしたポイントごとに記録されます。また、細胞体は曲線の集合による3Dモデルとして再構成されます。
模式図作成の性能
- 数分で、3Dもしくは2Dのデータから、ニューロンを自動トレース
- 膨大な画像データから、ニューロン全体を再構成
- 共焦点画像 (2Dまたは3D) のトレース
- 明視野画像、蛍光画像からのトレース
- ニューロンの枝構造の幅・大きさを自動的に記録
- 完全な3Dモデルの作成と、自動トレースしたニューロンの形態分析
Version2.0の新しい点
- 完全インタラクティブ ― クリックするだけで一つ一つの突起をトレース
- トレース部位のコントロール ― トレースするべき突起を指示
- インタラクティブな体細胞再構成 (2D および 3D) ― 体細胞をクリックするだけで3Dモデルを即座に作成
- 作業行程をガイドする「WorkFlow」ウィンドウ―習得が簡単に
- 感度、曲率、ノイズ許容範囲のコントロール
- 高ノイズの画像にも対応した、ノイズ除去フィルター
実績のあるアルゴリズム
AutoNeuronは、10年以上に及ぶ研究発表―生物細胞における枝状構造の自動解析―に基づいています。MBFは神経解剖学的解析ツールの業界リーダーとして認められています。研究や発表のニーズに応える製品として、多くの研究者に信頼されており、神経解剖学的解析の実績を持つ企業です。
生産性の向上
一つ一つニューロンを辿ってクリックしていくような手動解析に比べ、その手間を5分の1~10分の1に減らすことができます。開発にあたっては、NIHからのサポートも受けており、ニューロン再構成の生産性向上に必要不可欠なものとなっています。
迅速な再構成
AutoNeuronは、標準的なデスクトップPCであれば1分以内に、典型的共焦点または明視野画像からトレースすることができます。最近のPCでアシストするアプローチと比べても、かなりの時間を節約できます。また、インタラクティブモードでは、オンザフライでトレース過程を見たり、必要とあればその場で即座に修正を加えることも可能です。
Solid Modeling Moduleで表示したモデル
データのレンダリング表示
オプションのSolid Modeling Moduleを使えば、画像と3Dモデルを重ね合わせて表示することもできます。細かい作業のために、回転させたり、ズームインしてみましょう。3D画像にフィルタをかけたり、トレース行程の表示に透明度を指定するオプションもあります。
出力の互換性
AutoNeuronはNeurolucidaのデータフォーマットで出力します。Neurolucida上で表示・編集可能。ニューロンの複雑な枝構造の形態計測解析には、Neurolucida Explorerを使用。論文や発表で使う際には、標準的なドキュメント形式として、解析結果を簡単にエクスポートできます。
さまざまな顕微鏡に対応
AutoNeuronは、共焦点/明視野/広視野といった多くの顕微鏡に対応しており、それらの画像からモデルを構築することができます。