EDAQ2

非接触電気伝導度の文献リスト

非接触電気伝導度の文献リスト

概 要

非接触型電気伝導度計は事実上全ての荷電体標本に使用できます:無機陽イオンや陰イオンをはじめ、有機イオン類のカルボン酸、アミン、アミノ酸、ペプチド、タンパク質、DNAフラグメント、抗生物質、その他多くの医薬品成分などが挙げられます。検体の標識や前処理は必要ありませんし、検出限界も可視 -UV吸光度法と同等、もしくはそれ以上です。 C4Dアンプ及びC4D検出器はBasel大学のPeter Hauser教授らが考案したオリジナルデザインに基づいて設計されています。これに関する研究論文に記載されている応用分野を列記します。

簡単な無機イオン

  • 高電圧非接触型電気伝導度検出器を使ったキャピラリー電気泳動による電気メッキ槽の分析
    Ling Zhang, Shokooh S. Khaloo, Pavel Kubán, and Peter C. Hauser, Measurement Science and Technology, 17, 3317-3322, 2006.
  • 非接触型電気伝導度検出法を使ったキャピラリー電気泳動による血中の主要な無機イオンの定量
    Qi Jin Wan, Pavel Kubán, Jatisai Tanyanyiwa, Andrea Rainelli, and Peter C. Hauser, Analytica Chimica Acta, 525, 11-16, 2004.
  • イオンクロマトグラフィーによる無機イオンの定量の為の非接触型電気伝導度検出器の応用
    Pavel Kubán, Marcel A. Müri and Peter C. Hauser, The Analyst, 129, 82-86, 2004.
  • 非接触型電気伝導度検出器を使ったフローインジェクション・キャピラリー電気泳動による排水中の陽イオンと陰イオンの現地での同時定量
    Pavel Kubán, Miriam Reinhardt, Beat Müller and Peter C. Hauser, Journal of Environmental Monitoring, 6, 169-174, 2004.
  • キャピラリー電気泳動による高電圧非接触型電気伝導度検出器を使った金属イオンの定量
    Jatisai Tanyanyiwa, and Peter C. Hauser, Electrophoresis, 23, 3781-3786, 2002.
  • 静電結合による非接触型電気伝導度検出器を使ったキャピラリー電気泳動による無機ヒ素標本の定量の研究
    H.T. Nguyen, P. Kubán, V.H. Pham, and P.C. Hauser, Electrophoresis, 28, 3500-3506, 2007.

簡単な有機分子

  • キャピラリゾーン電気泳動と非接触型電気伝導度による異種級アミンの定量
    Xiao Yang Gong, Peter C. Hauser, Electrophoresis, 27, 468-473, 2006.
  • 非接触型電気伝導度検出器を使った従来及びオンチップキャピラリー電気泳動による 派生小アミンの鏡像異性体の分離
    Xiao Yang Gong, and Peter C. Hauser, Electrophoresis, 27, 4375-4382, 2006.
  • オンチップ電気泳動に於ける非接触型電気伝導度検出器を使った選択有機イオンの定量
    Jatisai Tanyanyiwa, Eva M. Abad-Villar, Peter C. Hauser, Electrophoresis, 25, 903-908, 2004.
  • キャピラリー電気泳動での 高電圧非接触型電気伝導度検出器による派生アミノ酸の定量
    Jatisai Tanyanyiwa, Karin Schweizer, and Peter C. Hauser, Electrophoresis, 24, 2119-2124, 2003.
  • 非接触型電気伝導度検出法による従来及びオンチップキャピラリー電気泳動を使った酵素反応のモニタリング
    A. Schuchert-Shi, P. Kubán, P.C.Hauser, Electrophoresis, 28, 4690-4696, 2007.
  • 静電結合による非接触型電気伝導度法キャピラリー電気泳動を使った異種検体中の低分子量有機酸の検出
    W.S. Law, J.H. Zhao, P.C. Hauser, S.F. Yau Li, Journal of Separation Sciences, 30, 3247-3254, 2007.

薬剤及び生体分子

  • 非接触型電気伝導度検出器を使ったキャピラリー電気泳動による点眼薬ジグルコン酸クロルベニジン、及びポリヘキサメチレン・ビグアニドの定量
    Eva M Abad-Villar, Susanne F. Etter; Michael A. Thiel, and Peter C. Hauser, Analytica Chimica Acta, 561, 133-137, 2006.
  • キャピラリー電気泳動での非接触型電気伝導度測定による生体分子検出の評価
    Eva M. Abad-Villar, Pavel Kubán, Peter C. Hauser, Journal of Separation Science, 29, 1031-1037, 2006.
  • マイクロチップ及び従来のキャピラリー電気泳動での非接触型電気伝導度測定によるヒト免疫グロブリンの検出
    Eva M. Abad-Villar, Jatisai Tanyanyiwa, M. Teresa Fernández-Abedul, Agustín Costa-Garcí, and Peter C. Hauser, Analytical Chemistry, 76, 1282-1288, 200406.
  • 非接触型電気伝導度検出器を使ったキャピラリー電気泳動による体液中のバルプロ酸のダイレクト定量
    Gamze Kavran Belin, Stephan Krähenbühlb and Peter C. Hauser, Journal of Chromatography B, 847, 205-209, 2007.
  • 逆相高速液体クロマトグラフィーでのUV吸収及び非UV吸収標本の定量に於ける非接触型電気伝導度検出器の評価
    Pavel Kubán, Eva Maria Abad-Villar and Peter C. Hauser, Journal of Chromatography A, 1107, 159-164, 2006.
  • 非接触型電気伝導度検出器を使ったキャピラリー電気泳動による人の血清中のトブラマイシンの定量
    Wai Siang Law, Pavel Kubán, Ling Ling Yuan, Jian Hong Zhao, Sam Fong Yau Li, and Peter C. Hauser, Electrophoresis, 27, 1932-1938, 2007.